シンガポールカジノの歴史と特徴

今や世界有数のカジノリゾート大国として知られているシンガポール、日本から訪れる観光客だけでも年間80万人とも言われています。

ただこの国もまた日本同様に賭博は法律で禁止されていました。
ただ解禁すべきだという政治議論が3度にも渡って起こり、最終的に2005年に合法化へと踏み切ります。
その歴史は、実はそれほど古くは無いのです。

 

政府公認のマリーナベイサンズとリゾートワールドセントーサ

そして今や政府公認のカジノが二つも、あの有名なマリーナベイサンズとそしてリゾートワールドセントーサとなります。
どちらも大型のエンターテイメント施設となっており、ホテルやショッピングセンター・水族館にユニバーサルスタジオまであるので1日中たっぷり楽しめます。
24時間営業で入場は無料なので、カジノをするかどうか決めていないという方も気軽にやってきて雰囲気を味わうことも出来るのです。
ただし21歳以上という年齢制限がありパスポートチェックもされるので、家族旅行でというわけにはいきません。
どうしてもというなら、子供は託児所に預けるなどの対応が必要です。
ドレスコードは厳しくなく、ビーチサンダルやスリッパといったあまりにだらしない格好でなければTシャツに短パンやジーンズでも入れます。
公正にゲームを楽しむためにも、帽子やサングラス着用で行く事は出来ないのです。

場所柄、シンガポールカジノでは中華系の来場者が多い傾向にあります。
それゆえ、シックボーやバカラといったテーブルゲームが人気です。
一方でルーレットはあまり盛んではありません。

 

カジノ内での両替はレートがかなり悪いのでおすすめできない

実際にゲームがしたいという場合、カジノ内での両替はレートがかなり悪いのでおすすめできないです。
民間の公認両替商が最も良いものの、わざわざ街に点在するお店を探しにタクシーで出かけているのであれば本末転倒、チャンギ空港で行っておくと時間もお金もロスが少なくいいのです。

なぜこれほどまでに解禁すべきという声が多かったか、そして否定的だったシンガポール政府が180度方向転換を行った理由はというと経済面が大きいです。
世界有数の観光地として知られていたシンガポールですが、ここ最近は他のアジアの国々との競争が激化し思ったほどの成績を挙げられずにいました。
一方で中国経済は大きく発展してきています。
それにマカオなどのカジノで大成功している例を身近で見ていたため、今後更に経済が悪化する前にいち早く解禁へと舵を切ったという状況です。

 

二つの統合型リゾート・IRは世界最大級の規模を誇る

今やマリーナベイサンズはこの地域の象徴ともいうべき建物に、3つのタワーの上に船が乗ったその姿は日本人でもテレビや雑誌で見たという方はたくさんいます。
リゾートワールドセントーサと共にこれら二つの統合型リゾート・IRは、世界最大級の規模を誇ります。
それぞれにターゲット層を変えることで、どちらもが発展してきたのです。

非常に高い経済効果、観光収入はもちろんインフラ投資・地元の雇用の増加といった面でも波及的に効果は広がってきています。
 IRの直接雇用者だけでも3万人近くまで達しました。 ただし、低所得者層を中心にギャンブル依存症が増えていくといったデメリットも起こっています。  だからこそ未成年者の入場禁止としているわけです。
シンガポール国民は入場税を払う・ホール内にはATM設置を禁止するといった対策も行っているものの、これは深刻な問題です。
ローンシャークと言う名の闇金も増加しており、不の問題も多数抱えることとなりました。

 

まとめ

日本もまたIRが解禁され、賭博が自由に行える未来がすぐそこに見えてきています。
すでにオンラインで行っているものも多く、ギャンブル中毒者の数はすでにシンガポールの方の2倍となりました。
どう取り組んでいくかを見ることは日本人にとっても興味深いことなのです。

 

関連情報・・・【2020年最新】マンダリン オリエンタル シンガポール◆部屋写真・料金プラン・周辺情報 | カジリゾnavi